おつむ外注論

2013年7月6日
め ん ど く さ い ! !


私がコピーデッキばかり使う理由の1つであり、ついでに生きる姿勢でもあります。
じゃなんでカードゲームをやっているのかって聞かれると、
それもそれで困ってしまって、
なんで生きてるのと聞かれたような戸惑いを感じます。
い、居場所がないよう……。

カードゲームとか所謂卓上ゲームの類って、
道具があってあとは遊ぶ意思のある人がいれば、他人と遊べるんですよね。
だからこそめんどくさいけど楽しい。
楽しいけどめんどくさい。
手軽に人と交流しながら遊べるゲーム、
これがカードゲームをやる1つの理由になると思っています。

ところで、カードゲームのアニメなんか見ると
ディスティニードローやら、デッキが応えてくれるとか、
やたらとデッキとプレイヤーの繋がりを描写するような表現が散見されますね。
物語として見ている分には面白いのですが、
実際にカードゲームをするときには全然信じていません。

私はカードゲームって基本的には数字で遊ぶゲームだと思っているので、
このデッキにはこのカードを入れた方が事故の確率が減る、
他のデッキには入れないカードでもこのデッキには入れた方が良い、
などなど明確な答えがある程度は存在すると思っています。

デッキに自分を入れる必要は無い、というのが私の1つの答え。
というよりも、勝率を高めることを突き詰めた時、
そこに自分が入る余地は無い、というのが理想です。
その段階に持っていくにはまず自分のプレイングを最適化せにゃならんのですが。

時間が無い時、そもそも考えるのがめんどくさい時、
ある1つの答えがあるととりあえず遊べるので便利なんですよね。

ついでに言えば、人間のおつむにもスペック差や経験差があるんで、
自分が考えるより人に考えさせた方が極めて簡単に勝率を上げることが出来る場合がある。

プレイングが多少おつむ弱くても、
デッキが構築済みの爆流デッキなら勝てる可能性が上がり、
プレイングがどんなにすぐれていても、
デッキはじめてセットレベルだと今の環境じゃ勝てない。

極端な例を挙げましたが、
組み方が分かっていないと本当に回らないんですよね。
回れば良いってものじゃないし。
んで、上手くいかないと自然とモチベーションも下がってくる。

で、大体コピーにちょちょっと手を加えるような感じに落ち着く。
それが改善であれ改悪であれ、それで満足する。
私はそれも1つのプレイスタイルで、
そんなプレイヤーが大会の上位入賞者に多少いても良いんじゃないかなぁと思ってます。

コピーデッキはある種の安定志向です。
何より、ある人が考えた結果を1番冷静に見ることが出来るのは他人です。
自分でデッキを組もうとすると、
どうしても好きなカードに偏ったり雑念が入りますが、
例えば「勝率の高いデッキを組みたい」と思った時、
必然的に限られたスペースに汎用性が高く、且つパワーの強いカードを入れようとする。
例外はあれど、デッキに変な愛着が無い分、
容易くデッキを破壊することが出来るメリットもあります。

とかなんとか書いておきながら、
コピーはコピーのまま使った方が勝率やデッキの回りも良いとは思うんですけどね。
やはり、デッキを構築する過程で費やしている時間が違いますし。


そんなこんなで、私は暫くコピーデッキを使い続けると思います。
思考停止もお気楽で楽しいですよ。
組む時間を対戦に充てられるし。

コメント

例

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索